オリジナル・ハンドメイド帽子の制作日記

帽子作家KAO presents
作ること+使うこと=くらすこと
モノ作りで、日常はきっと豊かになる!
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まっくらやみのエンターテイメント「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」

       視覚を失った時、そこには何が見えるのか
       私たちは、何を感じるのか
       日常生活のさまざまな環境を織り込んだ真っ暗な空間を、
       聴覚や触覚など視覚以外の感覚を使って体験する
       ワークショップ形式の展覧会。

     1989年ドイツのA・ハイネッケ博士の発案により生まれたというこの展覧会。
     世界 30か国・約110都市で開催され、
     2010年現在で600万人以上が体験しているそうです。
     1999年以降はボランティアの手によって日本でも毎年開催され
     約7万人が体験しているのだそう。





さぁ、どきどきわくわくの体験が始まります。。。
こらからワタシたち(女性4名男性3名)はチームとなり
暗闇のエキスパートであるアテンド(視覚障害者)のサポートのもと
深い深い真っ暗な空間を進んで行くのですー!

自分の背丈に丁度いい杖を選びながら、
暗闇の中での立ち振る舞いなどを教わりました。ふむふむ。
明るいロビーから会場場内に入って行くと徐々にひかりが遮断されていき、
なんとも心細い不安な気分に。。。
そして自分の足元が非常に頼りないことに気が付きました。急にですよ。
さっきまで意識もせずに普通に歩いていたのに。
(この日、カワユイ素敵ガールズと同行していたので、
カッコつけて8促辧璽襪鰺いていた!大失敗!!)
スタッフさんにスニーカーをお借りして再スタート。
(チームのみなさんお待たせしてすみません(>_<))
再びじわじわと光がしぼんで漆黒に包まれてくようです。
直前に見た握りこぶしほどの大きさの非常灯が
とっても明るく感じられるほど。
いざ、完全に光を遮断した純度100%の暗闇の中へ・・・

ココから先の具体的内容は伏せておきます。
が、体験しながら思っていたことは。。。

普段の生活では、まず視覚から入り
視覚先行で認識していることの多さにあらためて驚きます。
足元にほんの僅かな段差があったとしたら、無意識に歩幅を大きくして
段差をひょいっとまたいで進むでしょう。
そんな簡単だと思っていたことが暗闇では難しかったです。
一歩先には何があるのか予測がつかないのですから。
利き手にぎゅうっと握りしめた杖。この感覚が頼りでした。

そしてもっともっと頼りになったのはみなさんの声。
いろんな場所からいろんな情報が。
近いんだか遠いんだかあやふやな距離感。
「ここの足元ジャリジャリしてます!」とか「段差ありまーす」とか。
それぞれがそれぞれの場所で、辺りの様子を報告し合います。
声のする位置から順路を察し先へと進みました。
「どこですかー?」と声をあげるとほんの数cmかという位の近距離から
「ココに○○が居ますよー」とスッと手を差し出してくださったり。
思いがけなくぶつかってしまった時に感じた優しい体温。
(ふわっとした優しい雰囲気をまとった女性が参加されていたんですが、
彼女に触れた感触が印象そのまんまで素敵でした。)
男性は骨太でゴツッとした感じだったり。
初対面の方々と身体が触れ合って安心するなんて!驚きです。

たとえば土。
きっといつもなら触れた感覚のみでなく、
手に付いた土、爪に入り込んだ土、
視覚的な「土を触った」という証拠で触れた事実を認識しているんですね。
土そのものが放つ温度や湿度、匂いなど、
視覚以外で感じとれる土の特徴を見過ごしていたようです。
見えていることを過信して視覚情報に頼り過ぎてしまうのかもしれません。

もしかしたらワタシの生活の中では
「見えない」=「存在しない」だったのかもしれません。
これってとってもこわいこと。
心も身体も目覚めよう。開眼しよう。

この企画、元々は震災前に参加する予定でした。
なんのご縁か震災後の混沌としたこの時期に参加できたこと、
様々なことを感じられたこと、
考えるきっかけを持てたこと、
いろんなことに感謝です。
(ワンダフルガールズKさま、Tさつ ありがとね!)
次回は愛する人と共有したい。そんな気分です。

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